例えば、玄関ドアの鍵穴（シリンダーと言われている部分です）の交換作業の場合ですが、鍵穴は正常な製品であっても、取り付け状態が悪かったり、またはドアの建付けが悪くなってきている場合は正常に鍵が動作しない可能性があります。

こういった悪い状態で使用し続けると錠への負担になり、、故障、損壊してしまうこともあります。その結果、最悪はドアが開かなくなります。

つまり、ご自宅に入ることができない、またはご自宅内から外へ出ることができなくなります。

特に後者の場合は地震、火災等の災害時と重なった場合は大惨事となってしまう可能性があります。

また、「鍵をかけたが、簡単に開いてしまう」という不具合が発生することもあります。

このようなことになったら、在宅している時、外出している時、どちらにしてもたいへんなことになってしまいます。

よって、当社では鍵穴の交換作業時には取り付け状態及びドアの建付け状態の確認を徹底して実施しています。

また、作業をより確実に、より早く行うために作業内容のチェック項目を設け、点検及び確認を実施しています。また、それ以外の必要事項はメモに残しています。

つまり、人間がやることですので、慣れていることでも記憶よりも記録に残す方がより確実です。